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コンサルティングファームに入社して、プロジェクトが始まったら思った以上に大変で
「周りの人が優秀過ぎて、自分とのギャップにたえられない」
「激務で大変だという話は聞いてはいたけど、ここまでとは思わなかった。」
「先輩の激詰めが厳しくて耐えられない、つらい、死にたい、辞めたい。」
と思っている人いませんか?
皆様と同じように私にもそんな新人時代がありました。今、偉そうにあなたを詰めている上司にもそんな時代がありました。
仕事がうまくいかない時は「自分が無能なんじゃないか」と責めがちですが、そんなに自分を責めないで。
ツライ理由とその対策が分かれば状況は改善できますし、プランBとしての転職後の世界が少しでも見えていると開き直れて気分的にも楽になります。
落ち込んでいる暇があるなら、これを読んで気持ちを切り替えて新しい未来を切り開いてください。
あなたがつらいと思う3つの理由とその対策
理由1:周りの人が優秀過ぎて自分とのギャップがツライ
コンサルティングファームは同期入社や1つ上の先輩といった身近な人にとても優秀な人が多いですよね。
経歴もピカピカで要領が良くて仕事の飲み込みが異様に速く、絵に描いたようなエリートと言われるような人達がゴロゴロいると思います。
「天才っていうのはこういう人の事をいうのか、、、」と、ため息をつきたくなることもあるでしょう。
ただ、その天才もあなたの事を同じように周りが見えています。
どんなに地頭がよい天才でも、不慣れな事をやればそれなりに苦労するのです。
コンサルワークで求められるロジカルシンキングは訓練すれば誰でも出来るようになるので、そんなにビビることはありません。
どんなに優秀だと思っても個体差なんて多くても10〜20%の違い。10〜20倍もの差があるわけじゃないのです。
比較するのは他人ではなく、昨日の自分です。
昨日よりも仕事が出来るようになっていたら自分を褒めましょう。
逆に昨日できなかったことが今日もできなかったらそれこそが落ち込んだりしている暇なんて1秒もなく、必死に考えて改善することにリソースをつぎ込みましょう。
理由2:先輩や上司の激詰めがツライ
「これってどういう意味?」
「なんでそう思ったの?あなたの感想?」
「ファクトは?」
こんな感じ先輩や上司に日々ツメられていると思います。
「そんな風に言わなくたってもいいじゃない」と感じて傷つくこともあるでしょうが、先輩や上司があなたの事を嫌いだからやっているわけではありません。
外部に出しても恥ずかしくないように品質チェックをしているだけです。工場で生産した商品を最後に行う検品作業みたいなものです。
「なんて俺は使えないんだ」と不安な気分になりがちですが、お客さんの前に出るまであと一歩の所まで来ていると考えましょう。
ロジカルシンキングはスポーツ的な側面もあるので、体(と頭)で覚える必要があります。
偉そうにあなたを詰めている先輩や上司にだって新人時代があり先輩に激詰めされた事も当然ありました。
ツラさは誰にでもある成長痛のようなものと思って、「ああ、今、成長痛なんだ」と軽く受け流しましょう。
理由3:長時間労働がツライ
プロジェクトによっては、連日深夜までzoomとslackと作業の日々が続くことになるでしょう。
短期間で一定の成果を出そうとすると「犬の道」を回避したとしても長時間労働によるパワープレイは必要になりますので、諦めてください。
インタビューの件数を短期間で稼がなきゃいけない場合などはとくにパワープレイが必要になります。インタビューして、議事録書いて、示唆を考えて、またインタビューしてと負荷がのしかかってきます。
逆に効率的にロードマップ上を進んでいるにもかかわらずパワープレイに陥りがちだと感じたら、「どこのパートで時間がかかっているのか」「時間がかかっているパートをもっと短時間でやることは出来ないのか」といった効率化の道を模索する方向で頭を使いましょう。
そして、本当に辛い時は仕事を抱え込まずに、上司や先輩にSOSを早めに出してください。
単純にマンパワーが足りない場合は援軍が来てくれますし、そうでない場合はゴールを見据えて方針転換や有益なアドバイスをしてくれるはずです。
コンサルのプロジェクトはチームプレイであることを忘れてはいけません。
困ったときはお互い様です。
ツライ時に精神的な余裕を持つために
もちろん、「考え方を変えて慣れろ」と言っても全員が「はい、そうですか」とはなりません。
実際には精神的に追い詰められて、頭では理解していても正常な判断ができなくなることもあるでしょう。思い切って辞めたら幸せな人生が待っていることもあります。
ただ、残るにしても辞めるにしても正常な判断をくだせる精神状態であることは必要不可欠です。
あとで後悔しない意思決定をするためにも安定した精神状態をキープする方法を紹介します。
辞めた人達のその後のキャリアを知る
コンサルに限らずプロフェッショナルの世界はアップorアウトが基本です。
強制的・自主的にアウトする人はたくさんいます。そういった方々もその後は皆さん幸せそうに暮らしています。
入社1年経たずしてアソシエイトでやめた人も、3年頑張ってマネージャーでやめた人も、10年働いてディレクターまで行ってやめた人も幸せそうに暮らしています。
世の中にはコンサルOBがたくさんいて、前線で活躍している人も多く、ルートはたくさんあります。
あなたが望まない形で退職したとしても、次の職場の人は1ミリも気にしません。
むしろ人手が足りないので早く来て欲しいと思っています。
きっと次の職場に行っても労働条件が改善することはあれど、大きく劣化することは考えにくいでしょう。給与条件が気に入らなかったとしても今の時代であれば副業という選択肢もあります。
また、アウトになることが格好悪い、プライドが傷つくといったことを気にしているのであれば、気にする必要はありません。
コンサルをアウトになったけど成功している人はたくさんいますし、ちっぽけなプライド以上に鈍感力やヘコタレない力の方がこれからの人生で役に立ちます。
コンサルみたいな狭い世界の偏った一時的な評価なんて気にすることはありませんよ。
社内の人に相談する場合は要注意:
社内の先輩や上司に相談する際には、生存者バイアスが掛かっていますのでそのことを割り引いた上で話を聞いてください。
生存者バイアス
なんらかの選択過程を通過できた人・物・事にのみを基準として判断を行い、通過できなかった人・物・事は見えなくなるため、それを見逃してしまうという誤謬である。
出所:Wikipedia
社外に活躍の場がたくさんあることに触れる
今の職場が辛かったとしても他に選択肢があることを知っていれば、そこまで追い込まれることもありません。
むしろ冷静に先輩や上司の激詰めに耳を傾けることが出来ます。
転職サイトや転職エージェントを通じて、他の選択肢があることに触れておきましょう。
「○○社の事業拡大のためコンサル経験者募集、年収○○○万円」みたいな求人情報はあなたが思った以上に世の中には溢れています。
転職するしないに関わらず転職マーケットの状況を把握しておくのは大事よね。次はどの会社に行けそうか?を知るだけでなく「会社を辞めても次がある」という状態にしておくことが本業での余裕に繋がる。上司の評価も大事だけど市場における評価も後ろ盾にしておくと今後のキャリアを考えやすくなるよ。
— moto (Shunsuke Totsuka) (@moto_recruit) January 28, 2020
人手不足な昨今においてはあなたの経験が役に立つ企業は必ず存在します。「経験が不十分なので、、、」と心配するのであれば、転職エージェントに聞いてみてください。いくらでもあたなと同じような状況で成功した事例を出してくれますよ。
これ。転職する気がなくても転職サイトに登録するのはオススメ。
理由
1) 自分の人材価値、需要を確認できる
2) 職務経歴書作成で自分の経験とスキルの棚卸しが出来る
3) どういう人材が求められてるのかが分かりキャリア形成の参考になる特に1は世界が広がる感じがして心に余裕が生まれて良き😙 https://t.co/g8UQdI6S9o
— イッセー🇺🇸 (@IsseiRevlog) August 10, 2021
ただその一方で、その手のサイトに登録するのが面倒だったり、実際に転職エージェントと面談するのも手間なのは理解できます。自分の経歴を棚卸しして、職務履歴書にまとめてといった一連の作業は結構な工数がかかり大変でしょう。
しかし、仕事でダークサイドに落ちるとサイトに登録するというアクションをとる気力すらなくなります。登録する気力がなくなってしまうとクソ上司の激詰めと睡眠不足の日々が続き、心身ともに消耗して正常な判断ができなくなってしまいます。
細かい登録内容は後でいくらでも修正出来るので、この記事を読めるぐらい元気があるうちに登録しておきましょう。
ムカつく上司に詰められながら嫌な気持ちで仕事をするよりも転職を通じて自由な時間を手に入れて、のびのびと働いたほうがパフォーマンスは確実にあがりますよ。
ちなみに、コンサル出身者ということであれば、リクルートダイレクトスカウトやビズリーチといったハイキャリアの方々をターゲットにしている転職エージェントがこちらの事情も理解してくれてよいサービスを受けられるかもしれません。
まとめ:選択肢を知ることで心に余裕を持とう
「仕事が辛いと思っても、思い悩んだり、落ち込む必要はありません。」とは言ったものの落ち込むときはあります。
私も自分に自信が持てず、「本当に自分はこの仕事をやっていけるのだろうか」と不安になることもありましたが、目の前にある問題に対処しつつ、「いざとなったら他の選択肢もある!」とプランBが発動できる環境を作り込んでいたことは大きな救いであったと思います。
仕事なんていくらでもあるし、社内の評価なんて学校のテスト結果みたいなもので、一時的なものです。
今の職場でもう少し頑張るにしても、心を解き放して外の広い世界に旅立つにしても長い目で見たら大差ありません。私自身も退職してからの方が楽しくて、なんでもっと早く転職しなかったんだろうと後悔したぐらいです。
日々の研鑽を続けつつ、いざとなった時のプランBをいつでも発動できるようにしておいて、常に最高のパフォーマンスを発揮できる環境でいてください。
以上「コンサルの仕事がツライ、辞めたい、ついていけないと思ったら」でした。
転職エージェントに登録してみようと思った人へ
このブログを読んでいるような方は、いずれ転職エージェントにはお世話になりますので、登録しておいて損はありません。
闇に落ちて、登録する気力すら持てない日々を過ごすのを防ぐためにも元気なうちに済ませておきましょう。
求人情報に触れているだけでも逃げ道効果で精神が安定します。
ただし、転職は相手企業のポストがあっての話です。どんなに凄腕の転職エージェントであっても、あなたのタイミングでベストな求人を持ってこれるほど便利には出来ておりません。
「今すぐ転職したい!!」というニーズに対応出来るサービスではありませんので、よい求人情報が欲しい人は早め登録しておき、アピールしておきましょう。
転職は本人の優秀さ以上にタイミングが大事ですので、タイミングを逃さないように準備しておいてください。
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ビズリーチの賢い使い方についてこちらで解説しています。他の転職エージェントとうまく使い分けて、納得の行くキャリアプランを描いてください。
大学卒業後、ファンド・コンサルで10年以上働いて独立しました。今は、個人でコンサルやりながらニッチなメディアの運営を行っております。詳しいプロフィールはこちら。
コメント
[…] コンサルの入社年次が浅いうちは仕事にも慣れず、プレッシャーがキツくて、辛かったり、向いてないとネガティブに思いがちですが、そんな時こそ一度落ち着いてみてください。その […]