高給激務なエリートビジネスパーソンの皆さんは高いビジネススキルと同時に高い教養も求められます。経営者や先輩ビジネスマンが読んだであろう、仕事に直結はしないけど読んでおいたほうが良さそうな教養本・小説を紹介しようと思います。作者に偏りがあるとの指摘もありますが、海外に出て諸外国のビジネスマンや官僚と話した際に、恥をかかないように日本を正しく理解しておきましょう。
外国人対策
ビジネスマンとして海外のビジネスマンやエリート官僚と対峙する際に「歴史」「国際情勢」「著名な日本人」が話題としてよく上がります。
そういう場になってみて、いかに自分が日本について知らないかを知ることになります。
そうならないためにも日頃から日本の歴史に興味を持ち、自分なりの意見をいけるようにしておきましょう。
カエルの楽園:百田尚樹
東南アジアのエリートビジネスマン達と向き合う際に、国際情勢については理解しておかなくてはいけません。
特に、中国・韓国・北朝鮮・日本の東アジア問題は議題に上がるテーマです。
カエルの楽園を読むと戦後と近代の日本・中国・韓国・アメリカの関係がよくわかります。
予言の書になってほしくない予言の書として必読です。
追記:
続編であるカエルの楽園2020も必読です。
ハードボイルド・ワンダーランド改めノルウェイの森:村上春樹
外人が日本人との会話でよく取り上げる作家に村上春樹がいます。
インテリ外人の中に、日本人は村上春樹が好きだと思っている人が多いようです。
会話を合わせるためにも読んでおきましょう。ノルウェイの森だと読んでいる人も多いと思うので、ここはハードボイルドで。
追記:
外国人に一番知名度が高いのは「ノルウェイの森」のようです(俺調べ)
有名な作品なので、まだ読んでいない人はぜひ読んでおきましょう。
ゴーマニズム宣言 天皇論:小林よしのり
こちらも外人対策です。日本の皇室について理解をしておきましょう。
無知な外人に日本がいかに素晴らしい国かを伝えるには、まずは日本を知らないといけません。
昭和天皇論と合わせてどうぞ。
昭和天皇に興味を持ったらこちらもどうぞ。
日本人の官僚・経営者対策
日本の官僚や経営者には読書家が多いです。
そんな読書家の中でも特に皆さんが必ず読んでいると思われる本をピックアップしました。
失敗の本質
官僚はほぼ100%読んでいるのではないでしょうか。
日本がなぜ負けたのか自分なりに答えを持っておいたほうが良いでしょう。
財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済:上念司
日本の財政が破綻するとかアホな事を言っている官僚や経済評論家やサラリーマンが世間にはたくさんいます。
結論から言うと破綻しません。アホなメディアに騙されずに定量的な数値で経済破綻について考えてください。
このサイトを読むような方々こそ、日本の財政状況を正しく理解してほしいです。
官僚と対峙する際に、正しい知識と数値データで論破してあげてください。
それこそが優しさです。
竜馬がゆく:司馬遼太郎
日本の経営者、官僚は司馬遼太郎が大好きです。
代表的な作品は抑えておいても損はありません。「坂の上の雲」「燃えよ剣」の明治維新前後から近代史までが特に好きな方が多いので話のネタにもなりますので読んでおきましょう。
コンサルスキルを学べる本
コンサル特有のロジカルシンキング・フェルミ推定・イシュー・プロフェッショナリズムはすべて実例つきで漫画で学べます。
HUNTER×HUNTER
ロジカルシンキングとフェルミ推定は『HUNTER×HUNTER』を読めば理解出来るでしょう。
アオアシ
イシューの立て方は『アオアシ』を読むことで学べます。
ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風
プロフェッショナリズムはジョジョ5部。
あわせて読んで欲しい記事
仕事で直接使う知識に関しても代表作は読んでおきましょう。今、理解できなくても社会人になって何度も読み返すような名著ばかりです。
大学卒業後、ファンド・コンサルで10年以上働いて独立しました。今は、個人でコンサルやりながらニッチなメディアの運営を行っております。詳しいプロフィールはこちら。
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